崇め奉られ、嫌われと大忙しな存在「蛇」。
仕事で「Python」を使うようになって約2年、今では、無いと大変なことになるまで、私の仕事にどっぷり浸透しています。
「Python」はプログラム言語の一つ。
「Python」を使うためには、オープンソースのディストリビューション「Anaconda」をインストールして使っています。
私は「Python」を使って、テキストマイニングのまねごとをしていますが、その際に使っている日本語の形態素解析ライブラリは「Janome」です。
「Python」は「ニシキヘビ」、「Anaconda」は「アナコンダ」、「Janome」は「蛇の目」。
みんな「蛇」つながりです。
警察モノ・軍事モノが大好き私。
警察モノ・軍事モノにも「蛇」つながりの「キーワード」はたくさんあります。
映画「ダーティーハリー2」でハリー刑事と対決する警官が使っていた銃は「Python(Colt Python 357 Magnum)」。
映画「トップガン」でF-14トムキャットから発射される空対空ミサイルは「Sidewinder」
「Sidewinder」は「ヨコバイガラガラヘビ」。
「蛇」に関連した名前はプログラミングの世界でも、武器の世界でもすっかり浸透しているようですね。
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書名:『蛇の文化史』
著者:内藤陽介(著)
出版:えにし書房(2025.01)
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著者は豊富な世界史の知識をベースに切手をはじめとする郵便資料から国家や地域のあり方を読み解く「郵便学」を提唱し、研究・著作活動を続ける「郵便学者」。
2025年の干支である蛇をモチーフにした郵便物をもとに歴史を紐解きます。
株式会社ジャノメ。
かつての「蛇の目ミシン工業株式会社」です。
何気なく使っている「蛇の目(ジャノメ)」。
そもそも「蛇の目(ジャノメ)」とは何か?
<本文引用>------------
蛇の目には瞼(まぶた)がないため、常に開きっぱなしで瞬きがない。このため、瞬きのない蛇の目に見られると、じっと睨みつけられているように感じ、人々に強烈な印象を与える。(本文より)
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この「「蛇の目(ジャノメ)」への畏怖は信仰へと繋がります。
<本文引用>------------
そうした古代人の鏡への執着は、わが国の古墳から多数の鏡が出土していることからも明らかだが、その背景には、“カガメ”すなわち“蛇の目”に対する畏怖の念や蛇神への信仰があったことは間違いなかろう。(本文より)
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おっかないと、祭り上げてしまいます。
<本文引用>------------
蛇神の目には雄略天皇さえをも怯ませるほどの迫力があることから、蛇の目を模した二重の円で構成される“蛇の目”の文様は、災いから守り、幸運をもたらす吉祥紋として現在でも広く用いられているが、中でもとくに有名なのが蛇の目傘だろう。(本文より)
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なんか、菅原道真公パターンがここでも踏襲されているようです。(いや、菅原道真公パターンのほうが後かな・・・)
蛇と言えば、旧約聖書の創世期のアダムとイブです。
でも、聖書を読んでみると、蛇って、神様に怒られて、手足を失って地を這うような姿になったので、もとの姿は違っていたのは有名なお話です。
<本文引用>------------
「創世記」の記述を素直に読むと、蛇はイヴを誘惑して禁断の果実を食わせたがゆえに地を這って生きることになったのだから、その所業が神に知られるまでは現在のような姿ではなく、他の獣たちのように脚を使って歩いていたということになる。
そうした現在とは全く異なる蛇の姿を表現した事例のうち、切手に取り上げられたものとしては、パリのノートルダム大聖堂のステンドグラスがある(図3)。(本文より)
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そんな「オリジナル蛇」を描き、それが切手になった事例があったんですね。
<本文引用>------------
アダムとイヴが楽園から追放されて以来、西欧では絵は邪悪な存在として憎むべき敵を戯画化して描く場合に用いられる一方、その生命力や力強さから自軍の旗印に使われることも少なくなかった。このため、“戦争”においてはさまざまなスタイルの絵が登場することになる。(本文より)
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嫌われている人を指す表現で「蛇蝎の如く嫌われている」というのがあります。
「蛇(へび)」と「蝎(さそり)」です。
でも「蛇(へび)」と「蝎(さそり)」って、強さの象徴として使われることが多いですよね。
私は毎日仕事で「Python」を使っています。
私にとっては大変頼もしい存在です。
PS
2023年12月、著者は『龍とドラゴンの文化史: 世界の切手と龍のはなし』を発表しました。
私は「おっ、これは干支シリーズとして毎年楽しめるのでは?」と期待しました。
期待通りになりそうでうれしい限りです。
◆頭の中でシンクロした他の完読作品
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■読んだきっかけ:『龍とドラゴンの文化史: 世界の切手と龍のはなし』内藤陽介
■読んで知ったこと:崇め奉られ、嫌われと大忙しな存在「蛇」。
■今度読みたくなった作品:『切手もの知り図鑑 一番切手50のエピソード』内藤陽介
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