『君主論』

「人の心を動きを読んで、どう対応するか」

読書好きの私には、常に大量の読みたい本のストックがあります。
「読みたい本がないなあ・・・」なんて、思うことはありません。
読みたい本は、自分だけでもいくらでも探せるのですが、そんな日々でも、周りの人から「○○読んでみろよ!」なんて薦められることがあります。
それが、上司で読書好きだったりすると、優先順位を上げて読まなければなりません。
・・・ますます、読みたい本のストックが溜まっていきます。

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書名:『君主論』
著者:ニッコロ・マキアヴェリ
出版:中央公論新社(2002.04)
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好きな古典の一つに『韓非子』があります。

この『韓非子』 と並べられることの多いのが、この『君主論』です。

著名な古典だけに、文庫版は岩波、講談社、中公と3社から出版されています。
3つの序文を読み比べ、一番読みやすかった講談社版を購入しました。

驚いたのは、3社すべて平積みされていたこと。
岩波、講談社、中公の3社ともすべて平積み。
古典でありながら、現在にも読みつながれていることがうかがえました。

冒頭の「~に捧まつる」に、『韓非子』 の冒頭と似ている印象が。

2つの書物にある約1700年の開きにも関わらず、君主に意見を献上する姿勢の不変性を感じます。

1回読んだくらいでは
「内容がわかりました」
とは言えない奥深さを感じました。

読む前は
「冷酷非道な統治論を説いた本」
というイメージでしたが、読んだ後は、
「人心を掌握することの重要性を説いた本」
というイメージに変わりました。

他国の攻め方や軍事力についての記載が多いですが、君主としての情報分析力の重要性も説いており、このあたりが現代にも読み継がれる要因なんでしょうね。

「理想と現実、その間をつなぐ柔軟性が統治においては大切」

こんなことを説いている印象を持ちました。



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■読んだきっかけ:上司の発言。
■読んで知ったこと:君主論は「人の心を動きを読んで、どう対応するか」を説いていること。
■今度読みたくなったもの:カール・フォン・クラウゼヴィッツ『戦争論』
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