PowerQueryならマトリクス形式をデータベース形式に一発で組み換えられる機能があること。
パソコンソフトの参考書「ツボとコツがゼッタイにわかるシリーズ」。
このシリーズの表紙には、サブタイトルがついて言います。」
それが「最初からそう教えてくれればいいのに!」
私は業務ではExcelの操作を教えてもらうよりも、教えることが圧倒的に多いです。
その際、この「最初からそう教えてくれればいいのに!」を大切にするようにしています。
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書名:『Excel パワーピボット&パワークエリのツボとコツがゼッタイにわかる本 実践編』
著者:立山秀利(著)
出版:秀和システム(2024.07)
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著者はExcel、Access、Pythonなどの様々なアプリケーションやプログラムの解説書の著書を持つフリーライター。
「PowerQuery(パワークエリ)」や「PowerPivot(パワーピボット)」使い始めた初心者に対し、更に高度な使い方を解説します。
私は仕事でデータを扱うことが多いです。
これらのデータ毎日出力されるものもあれば、毎週出力されるものもあれば、月に1回出力されるものもあります。
しかし、時系列のデータって、月ごとに比較することが多く、そのためにはこうしたファイルを取りまとめる必要があります。
これに、PowerQueryがお役に立つことを紹介しています。
<本文引用>------------
さて、上の例で、月ごとの売上データを追加していきながら、1つの表にまとめる作業をExcelで行うには、具体的にどのような手職で行えばよいでしょうか?
もし、すべて手作業によるコピーを行うとしたら、追加された月の売上データのファイルをダブルクリックなどで開き、売上データのセル範囲をコピーします。列見出しを除いてコピーする必要があります。そして、まとめ先のブックを開き、前の月の売上データの末尾の次の行に、追加された月の売上データを貼り付けて追加します。
このような手作業では、月に一度の作業とはいえ、膨大な手間を費やし、ミスの恐れも多いでしょう。もちろん、VBAで自動化することも可能ですが、それなりに高度な知識とスキルが求められます。
そこで、パワークエリの出番です。実はバワークエリでは、指定したフォルダーに格納されている複数のファイルのデータを、1つの表に自動でまとめることができます。これまでデータの取り込み元はブックやCSVファイルといったファイルを指定しましたが、フォルダーも取り込み元に指定できます。その取り込み元に含まれる複数のファイルのデータをして取り込み、1つのまにまとめることが自動で行えるのです(図2)。(本文より)
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私は、これまでPythonでやっていたのですが、PowerQueryでもできることを知って、早速、試してみました。
データの形には「マトリクス形式(マトリクス型)」と「リスト(リスト型)(※)」があります。
(※本によっては「データベース型」と書かれているものがありました。)
「マトリクス形式(マトリクス型)」は見やすいですが、いろいろなデータを加工するのには不向きです。
ですから、私は極力、データは「リスト(リスト型)」で保管しています。
ただ、渡されたデータが「マトリクス形式(マトリクス型)」であることも多く、結構面倒です。
<本文引用>------------
マトリクス形式の表はデータをまとめるだけなら、見やすく、かつ、わかりやすくてよいのですが、Excelの機造を用いた集計・分析には残念ながら不向きです。(本文より)
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それがあっという間にできる方法が紹介されていました。
<本文引用>------------
4.6.パワークエリなら表の組み換えもできる
パワークエリならデータベース形式に一発で組み換えられる(本文より)
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こうした作業を私はPythonを使ってやることが多いのですが、Excelでもできるんですね。
私は複数のデータをAccessに取り込み、「主キー」使ってリレーションすることが多いです。
それが新しいExcelならできるようです。
<本文引用>------------
Excelの場合、リレーションシップを実現する機能は、データモデルの「リレーションシップ」機能です。Power Pivotウィンドウなどから使えます。データモデルに追加した2つの表について、共通の列で紐づけて連携させ、1つの表として扱えるようにします。
なお、同じ概念・仕組みにもとづき、2つの表を連携させるExcelの機能は他に、VLOOKUP関数/XLOOKUP関数と、パワークエリの「クエリのマージ」機能の2つがあります。データモデルのリレーションシップ機能との違いですが、リレーションシップ機造では実は、少々乱暴な表現になりますが、実際には2つの表を1つの表にまとめていません。内部で仮想的に連携させ、あたかも1つの表のごとく扱えるようにしているのです。
一方、VLOOKUP関数/XLOOKUP関数と「クエリのマージ」は、実際に2つの表をまとめ、1つの表をワークシート上に作り出します。この点がリレーションシップのきな違いです。
VLOOKUP関数/XLOOKUP関数と「クエリのマージ」機能の違いは、ザックリ言えば使う場所です。一方、VLOOKUP関数/XLOOKUP関数は主にワークシートのセルなどにて、 数式の中で使用します。「クエリのマージ」機能はパワークエリで使用します。同機能の詳細は第4章4.4節(208ページ)で解説しています。
また、Excelでは、データモデルのリレーションシップ機能を使えるのは、パワーピボットだけです。パワーピボットから作成するピボットグラフも含めます。
一方、パワーピボット以外の集計・分析の機能(通常のテーブルやグラフ、通常のピボットテーブル、通常のピボットテーブルから作成するピボットグラフ)では、リレーションシップ機が使えないので、VLOOKUP関数/XLOOKUP関数もしくは「クエリのマージ」 をケースバイケースで用います。(本文より)
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本作を読んで、Excelが恐ろしく進化していることを知りました。
私自身のスキルもアップデートが必要だということを痛感しました。
◆頭の中でシンクロした他の完読作品
『Excel パワーピボット&パワークエリのツボとコツがゼッタイにわかる本 実践編』
『Excel パワーピボット&パワークエリのツボとコツがゼッタイにわかる本 超入門編』
『Excel Power Query データ収集・整形 自動化入門』
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■読んだきっかけ:『Excel Power Query データ収集・整形 自動化入門』E-Trainer.jp
■読んで知ったこと:PowerQueryならマトリクス形式をデータベース形式に一発で組み換えられる機能があること。
■今度読みたくなった作品:『モダンExcel入門』村井直志
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Excel パワーピボット&パワークエリのツボとコツがゼッタイにわかる本 実践編 - 立山秀利






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